2.部活動〜私とバドミントン
高校に進学し、続けるつもりはなかったが、バドミントン部の様子を見学しに行き、中学からの友達と仮入部してみることにした。
すると、1年生になぜだかバドミントン経験者が多く、みんな上手かった。
〝楽しそう〟
結局、バドミントン部に入部することにした。
中学時代とは違い、指導者がいない部活動だった。そのため、練習メニューは自分たちで考えたりした。練習量が足りずに、みんなで区民体育館を利用し、練習した。
成績は、そんなに残せなかったが、大会にも出場した。
みんなとのいい思い出
高校生活3年間、バドミントン部に所属した。
私は短大に進学した。
短大にも、部活動があるらしい。
軽音部、ウィンドアンサンブル部、スキー・スノボー部、バドミントン部など
なんとなく、バドミントン部に顔だしてみたら、どういう訳か、入部することになった。
さらに、2年生になったら部長をやることになったのだ。何故、こんなことに…
私が通った短大は、3年制だったので、ここでも3年間バドミントンを続けた。
まさか、ここまで続けることになるとは…
短大を卒業し、社会人になった。
私が入職した職場は、割とスポーツが盛んなところのようだった。年に一回、運動会がある。高校生以来だ。
しかも、その運動会は、レクリエーションレベルを遥かに超えている。練習から凄い‼︎本番の1ヶ月前から練習が行われる。力が入っている。50mのタイムを計り、早い人がリレーに選ばれる。そして、百足リレーがあんなに早いものだとは思わなかった。
そんな職場には、部活動があるらしい。それらは、すべて運動部だ。バドミントン部があるらしく、部長さんから話しかけられた。
〝バドミントン部あるんだけど、入らない?〟
さすがに、バドミントンはもういいだろうと思っていたので、
〝いや、今のところ入るつもりはありません。すみません〟
みたいなことを言った気がする。とりあえず、納得していただけたようだった。
すると、別の日、
〝実はバドミントン部は今年からできたもので、ラケットなどの備品が置いてないんだ。初心者ばかりで何を買ったら良いかわからないから、手伝って欲しい〟
みたいなことを言われたので、手伝うことになった。ラケットのカタログを開き、どれが良いかと聞かれたが、正直よくわからない。割と、適当に決めてしまった…
後日、バドミントン部活動初日の日程を案内され、
1人だと行きづらいだろうから、同期とおいで
と言われ、参加してみることになった。
同期はバドミントンをやったことがなかったので、あまりおもしろそうではない。
次もおいで
と、言ってくださったが、
次来るときは同期には声かけられないな
と思った。
そんなことを繰り返しているうちに、私はバドミントン部の部員になっていた…
あれ?いつから部員になったんだろう?
2年目になったら、副部長になっていた。最初は、名前だけだったが、少しずつ仕事がおりてくるようになった。
気がついたら、部長の仕事を全てやるようになっていた。その次の年には部長になった。
私が部長になってしばらく経ったとき、友達が地域でバドミントンをやるようになった。
〝かっきーも一緒にバドミントンやろうよ〟
その友達は、地域のチームに所属し、大会に出場しているようだった。友達のチームメイトの方とお話しする機会があった。
〝もし良かったら、うちのチームで一緒に大会出てみないか?〟
と、いうものだった。すごく迷った。しかし、私が大会に出るなら、私が所属している場所でそのメンバーと出てほうが良いのではないかと思った。
〝大会に出るなら、今、所属しているところがあるので、新しくチームを登録して出場してみたいです〟
と言ってみた。すると、チーム登録するなら、色々手伝うと言ってくださった。とてもありがたい。
そんな訳で、2年程前から地域の大会にちょこちょこ出場するようになった。
中学時代からバドミントンをはじめて、もう17年目になる。あの頃は、こんなに長い間続けられると思っていなかったし、続けるつもりもなかった。
バドミントンを始めるきっかけは、ユニホームが短パンだったこと、ただそれだけなのに。
けれど、今まで続けてきて、今も続けていて、良かったと思っています。
〝継続は力なり〟
一つのことに、これだけ長く向き合えたということは、私にとって、宝です。